キッチンのゴミ箱、どこに置くか問題で悩んでいませんか?「生活感が出てしまう」「動線の邪魔になる」といった悩みを、無印良品のアイテムがスッキリ解決してくれます。
実は、無印良品には「ゴミ箱専用ラック」という商品はありません。
しかし、多くの人がユニットシェルフをカスタマイズすることで、まるで作り付け家具のように美しいゴミ箱収納を実現しています。
この記事では、無印良品のユニットシェルフを使って、ご自宅のキッチンとゴミ箱にシンデレラフィットするキッチンラックを作る方法を解説します。
ゴミ箱が入るキッチンラックは無印のユニットシェルフで解決!
無印良品で「ゴミ箱が入るラック」を探しても、専用の商品はなかなか見つかりません。
しかし、答えは人気の「ユニットシェルフ」にあります。 自分でパーツを組み合わせることで、ゴミ箱のサイズやキッチンスペースに合わせたオリジナルのラックを作成できるのが最大の魅力。
シンプルでどんなキッチンにも馴染むデザイン性と、後からパーツを追加して拡張できるカスタマイズ性の高さから、多くの人に選ばれています。まずは、理想のゴミ箱収納を実現するための基本知識を確認していきましょう。
キッチンで活躍!ユニットシェルフの主な種類と特徴
スチールユニットシェルフ
ステンレスユニットシェルフ
無印良品のユニットシェルフには、主に「スチール」と「ステンレス」の素材があります。
キッチンで使う場合、水や汚れに強いステンレス製が特に人気ですが、よりシンプルな見た目とコストを重視するならスチール製も有力な選択肢です。
スチール製はライトグレーの色味で、磁石がくっつくのが便利なポイント。 一方、ステンレス製は錆びにくく、本格的な厨房のような雰囲気を演出できます。
それぞれのメリットを比較し、ご自宅のキッチンの雰囲気や予算に合わせて最適なものを選びましょう。
最重要!ゴミ箱収納のためのサイズ選び
ユニットシェルフでゴミ箱収納を成功させる鍵は、正確なサイズ選びにあります。
まず、現在お使いのゴミ箱、または購入予定のゴミ箱の「幅・奥行き・高さ」を正確に採寸しましょう。
特にペダル式のゴミ箱は、蓋を開けたときの高さも考慮する必要があります。その上で、ユニットシェルフの棚板の内寸にゴミ箱が収まるかを確認します。
無印良品のユニットシェルフは幅や奥行きのバリエーション(奥行きは41cm。スチールのみ25cmが選択可能。)があるため、スペースに合ったものを選べます。
複数のゴミ箱を並べたい場合は、合計した幅よりも少し余裕のあるサイズのシェルフを選ぶのがおすすめです。
購入前に試せる!公式「ユニットシェルフシミュレーター」が便利
「パーツの組み合わせが難しそう」「実際に置いたイメージが湧かない」という不安は、無印良品公式サイトの「ユニットシェルフシミュレーター」で解消できます。
この無料サービスを使えば、画面上で帆立(ほたて・支柱)や棚板、追加パーツを自由に組み合わせて、オリジナルのシェルフをデザインできます。
ゴミ箱を置くスペースを空けたり、家電を置く高さを調整したりと、具体的なレイアウトを視覚的に確認できるため、購入後の「こんなはずじゃなかった」という失敗を防ぐことができます。
完成した組み合わせの合計金額も表示されるので、予算管理にも役立ちます。
純正ならではのフィット感!無印のゴミ箱との組み合わせ例
やはり最もスムーズに収納できるのは、無印良品同士の組み合わせです。
例えば「ポリプロピレンフタが選べるダストボックス」は、シンプルでサイズ展開も豊富なため、ユニットシェルフとの相性も抜群です。
シェルフの最下段の棚板を設置せず、床に直接ダストボックスを置くスタイルが人気です。
この場合、シェルフの強度を保つために「帆立補強パーツ」を追加すると安定感が増すのでおすすめです。
キャスター付きのゴミ箱を選べば、掃除の際の移動も楽になります。
KEYUCAや山崎実業もOK?他社製ゴミ箱との相性と注意点
すでにお気に入りのゴミ箱を持っている場合でも、サイズさえ合えば無印良品のユニットシェルフに美しく収めることが可能です。
口コミでは、KEYUCA(ケユカ)のペダル式ゴミ箱や、山崎実業(Yamazaki)のスタイリッシュなゴミ箱を組み合わせている例も多く見られます。
ただし、他社製品と組み合わせる際は、シェルフの内寸(特に帆立の内側の幅)とゴミ箱の外寸を念入りに確認することが不可欠です。
購入前には必ずメジャーで実寸を測り、数センチの余裕を持たせたサイズ選びを心がけましょう。
ゴミ箱が入るキッチンラックを無印で作る!実例と購入前のチェックリスト
ユニットシェルフを使えば、理想のゴミ箱収納が手に入ることがわかりました。
ここでは、さらに一歩踏み込んで、おしゃれな収納を実現しているユーザーの実例や、購入前に知っておきたいメリット・デメリットを解説します。
これを読めば、あなたのキッチンにぴったりの無印良品ラックがきっと見つかります。
メリット:キッチンに統一感が生まれるデザインと拡張性
無印良品のユニットシェルフを選ぶ最大のメリットは、その普遍的で美しいデザインにあります。
他の無印良品の収納用品と組み合わせることで、キッチン全体にすっきりとした統一感が生まれます。
また、ライフスタイルの変化に合わせて棚板やバスケットなどのパーツを追加できる高い拡張性も魅力です。
「子供が成長してゴミが増えた」「新しいキッチン家電を置きたくなった」といった将来の変化にも柔軟に対応でき、長く愛用することができます。
デメリット:組み立ての手間と総額コスト
一方で、デメリットも理解しておく必要があります。ユニットシェルフは基本的に自分で組み立てる必要があり、パーツも多いため、ある程度の時間と労力がかかります。
特に女性一人での組み立ては大変な場合もあるため、可能であれば二人以上で作業するのがおすすめです。
また、帆立、棚板、補強パーツなど、必要な部品を一つずつ揃えていくと、総額が思ったよりも高くなることがあります。
購入前にシミュレーターなどで必要なパーツと合計金額をしっかり把握しておきましょう。
ゴミ箱+家電も食器もまとめてスッキリ収納
実際にユニットシェルフを活用しているユーザーは、ゴミ箱だけでなく、電子レンジや炊飯器、トースターといったキッチン家電や、よく使う食器類もまとめて収納しているケースが多く見られます。
シェルフの下段をゴミ箱スペースとして大きく確保し、中段に電子レンジ、上段によく使う食器やコーヒーセットを配置するなど、自分の使いやすいようにカスタマイズできるのが魅力です。
SNSなどで「#無印良品ユニットシェルフ」と検索すると、参考になるおしゃれな実例がたくさん見つかります。
すべて無印良品で揃えるメリット
すべてを無印良品で揃える最大のメリットは、計算され尽くした「モジュール設計」による完璧なフィット感と、圧倒的な「デザインの統一感」です。
例えば、ユニットシェルフの棚下に「ポリプロピレンフタが選べるダストボックス」を並べれば、まるで専用設計のような美しさが生まれます。
おしゃれと機能性を両立!“いいとこどり”術
デザインや機能性にもっとこだわりたいなら、他社製品と組み合わせる“いいとこどり”スタイルがおすすめです。
例えば、KEYUCA(ケユカ)のゴミ箱は、棚下など高さに制限がある場所でもフタが当たりにくく人気です。
また、山崎実業のtower(タワー)シリーズには、ユニットシェルフのスチール部分に磁石で取り付けられる便利なキッチンツール収納が豊富に揃っています。
お気に入りのブランドを組み合わせることで、自分だけのオリジナルティ溢れる機能的なキッチンを作れるのが最大のメリットです。
失敗しないための購入前チェックリスト
理想のキッチンラック選びで失敗しないために、購入前に以下の3点を必ず確認しましょう。
- 設置スペースとゴミ箱の採寸は完璧か?: ラックを置きたい場所の幅・奥行き・高さを正確に測ります。コンセントの位置や梁の有無も確認しましょう。ゴミ箱のサイズ(蓋を開けた高さも)も忘れずに。
- 収納したいモノはすべて洗い出したか?: ゴミ箱以外に何を置きたいか(電子レンジ、炊飯器、食器、ストック食材など)をリストアップし、それぞれに必要なスペースを考えます。
- 必要なパーツは揃っているか?: 帆立、棚板の他に、ぐらつきを防ぐ「クロスバー」や「帆立補強パーツ」が必要になる場合があります。特に最下段の棚板を外す場合は補強パーツの追加を検討しましょう。
ゴミ箱が入るキッチンラックは無印にある?まとめ
キッチンの悩みの種であるゴミ箱の置き場所問題は、無印良品のユニットシェルフを活用することで、機能的かつ美しく解決できます。
専用ラックはありませんが、パーツを自由に組み合わせることで、どんなキッチンにも、どんなゴミ箱にもフィットする理想の収納を作ることが可能です。
ご紹介したサイズ選びのポイントやチェックリストを参考に、ぜひ公式サイトのシミュレーターを試してみてください。
あなただけのオリジナルなキッチンラックをデザインして、毎日の家事がもっと快適で楽しくなる空間を手に入れましょう。